別れたばかりの彼と復縁したいけど、どうしたらいいかがわからず、悩んでいませんか?
どのコラムを読んでも「冷却期間を置いて!」としか書いてないし、友達に話しても「少し距離を置いたら?」としか言われず、とりあえず時間を置いてみるか…と思っているあなた、その方法は間違ってるかもしれません。
冷却期間は、ただ時間を置くだけでなく、その期間中にどれだけ準備をしておけるかが大切です。
この記事では、冷却期間がどうして必要なのかや、別れた理由ごとの復縁に向けての冷却期間の過ごし方、それに伴う彼の心の動き方などを徹底解説します。
復縁したいと焦る気持ちがある人ほど、この記事を読むことをおすすめします。
冷却期間の必要性
いろいろなコラムを読んでも「まずは冷却期間を」と書いてありますが、実際どうして冷却期間を置かなければいけないのか、よくわからないという方もいるのではないでしょうか。
別れたばかりだと、寂しさや不安な気持ちから、彼と連絡を取りたくなってしまいます。
ここで距離を置いたら、もう一生離れたままなのでは?と、焦って関係の修復をしようとしてしまいます。
別れたばかりでまだ彼の中に情があるうちに、繋ぎとめておきたいという気持ちはわかりますが、これを読んで焦る気持ちを少し落ち着けましょう。
まず、冷却期間を置くことによって生じる1番のメリットは、本来のあるべき関係を築きやすいということです。
別れ話をした際に、喧嘩をしてしまったり、別れたくないとすがりついてしまったり、いつもより感情的になっていたということはありませんか?
別れたばかりだと、そのときの怒りの感情や、悲しい感情を引きずっている可能性が高いので、普段は言わないことを言ってしまったり、普段はしない行動をとってしまったり、冷静であれば絶対にしなかったであろう過ちを犯しがちです。
寂しさや不安な気持ちから連絡をしてしまうのも、冷静に考えれば「こんなに連絡するとウザがられる」とわかるのに、そのときはマイナスな気持ちを消したいがために、一方的に連絡をしてしまいます。
あなたが冷静であればとらなかった行動で、彼に嫌われてしまうリスクがあるのです。
一方、彼の方も同じで、冷静であればなんとも思わないことでも、感情が高ぶっているせいで、あなたに嫌悪感を抱きやすくなっています。
本来だったら気の合う友達でいられるのに、お互い冷静さが欠けて、嫌い合ってしまうのはとても残念なことです。
恋人から赤の他人になってしまわないように、まずは友達に戻ることを目標にして、お互いが冷静になれるまでの冷却期間を設けましょう。
そして、冷却期間を置くことで、お互いをしっかりと見つめ直すことができるというメリットもあります。
付き合っているときは、距離が近すぎて嫌なところが見えすぎていたり、いいところを見てなさすぎていたりということが、たくさんあります。
また、別れたばかりだと、別れるまでの経緯よりも、別れるという結果に意識を向けすぎて、本当に見なくてはいけないところに目を向けられていないことが多いです。
根本的な別れの原因や、相手の本質をしっかりと見極めるためにも、まずは冷却期間を置いて、冷静に判断できるようになることが必要なのです。
他にもいろいろと冷却期間を置いた方がいい理由はあるのですが、その中でもこの2つは、誰にでも共通する理由なので最初にご説明しておきます。
では、ここからは、別れた原因ごとの、冷却期間を置く理由や、復縁するためにしておきたいことをお話ししていきたいと思います。
価値観が違った
まずは、お互いの価値観の違いによって別れてしまったときの、冷却期間の置き方です。
この場合は、相手を嫌いになって別れたというよりは、好きだけど一緒にいれないと思った、というカップルが多いと思います。
お互いを嫌いになっているわけでなければ、そこまで長期的な冷却期間は必要ないと思いますが、彼の気持ちが落ち着くまで連絡するのはやめましょう。
すぐに連絡をしてしまっては、根本的なことが何も解決していないので、彼は「関わりたくない」とさらに距離を置いてしまいます。
彼の気持ちが落ち着くのってどれくらい?という人がいると思いますが、この2人に大切なのは、冷却期間という名の”自分を変えるための時間”です。
価値観が違うという問題を解決する方法は、お互いの価値観を受け入れるか、お互いの価値観を合わせるかの2択です。
付き合っているときに解決できなかった問題を、冷却期間を使って解決するようにしましょう。
あなたが受け入れるのか合わせるのか、はたまた、彼に受け入れてもらうのか合わせてもらうのかは自由ですが、あなたの中で答えが出た、もしくは解決できそうだと感じたら彼に連絡をしてみましょう。
別れた原因やその解決方法を彼にプレゼンして、うまく付き合っていく方法を提案してみてください。
答えが出る頃には、彼の気持ちも落ち着いて、あなたの話にちゃんと耳を傾けてくれるはずです。
どちらかが浮気をした
これは、どちらかが浮気をしたことで別れてしまったときの、冷却期間の置き方です。
まず、彼の浮気が原因で別れた場合は、”お互いの気持ちが落ち着くまで”を、冷却期間の目安にするといいでしょう。
彼にしっかりと反省させるためにも、あなたからすぐに連絡はせず、むしろ彼からの連絡を待つぐらいでいてください。
彼が反省するだけでなく、あなたの気持ちを落ち着かせる時間にもして欲しいので、あなたのタイミングで行動して大丈夫です。
ただ、ヒステリックになってしまうと、彼が引いてしまう可能性があるので、あくまでも冷静に行動することを心がけてください。
逆に、あなたの浮気が原因で別れてしまった場合は、彼の気持ちを優先して冷却期間を置くようにしましょう。
あなたが「もう絶対浮気をしないから復縁したい!」と思っても、彼がひどく落ち込んでいる可能性や、あなたをすぐには信用できないことも考えられます。
冷却期間を使って、彼の大切さを感じ、自分の過ちをしっかりと反省するようにしましょう。
その期間中に、彼の傷も少しずつ癒えると思うので、タイミングを見計らって彼に連絡をしてください。
あなたが反省していることをちゃんと伝えれば、彼も応えようという気持ちになってくれるはずです。
好きな人ができた
彼に好きな人ができたことで別れてしまったときの、冷却期間の置き方です。
この場合の冷却期間は、彼の性格によって振り幅がかなり大きくなってしまうのですが、2通りのパターンをお話しします。
まず、とても一途な彼の場合は、しっかりと冷却期間を置くようにしましょう。
新しい彼女ができてしまうかもと焦ってしまい、彼を繋ぎとめようと連絡をしてしまいがちですが、これは逆効果です。
好きな人との恋愛に集中したい彼は、元カノと連絡を取っていることにやましさを感じたり、「もう好きじゃないから」と、バッサリ関係を切られてしまう可能性があるからです。
不安になってしまう気持ちはわかりますが、彼を見守ってあげるぐらいの心意気を持つようにしましょう。
もし、それでも連絡を取りたくなってしまったときは、恋愛に関する話題は避けて、たわいもない会話をするようにしてください。
次に、移り気な彼の場合は、恋人のときよりも一歩下がって、友達の距離感で接するようにしましょう。
こう言ってしまうと、あまり冷却期間という感じはしませんが、恋人と友達では、かなり距離感が変わってきます。
友達として接しておくことで、彼が好きな人とうまくいかなかったときに、あなたに戻ってくる可能性があります。
あまりおすすめはできませんが、彼と復縁をしたいと考えているなら、この方法が確実です。
また、どちらのパターンである場合も、この冷却期間中にしておくべきことがあります。
それは、外見でも中身でもいいので、自分磨きをすることです。
彼に好きな人ができたということは、あなたにはない魅力が、その女性にはあった可能性が高いです。
彼のために自分磨きをするという風に考えてしまうと、彼に執着してしまうので、彼よりも素敵な男性と出会うために自分磨きをすると思いながら、より素敵な女性になってください。
別れたときよりも素敵になったあなたを見て、彼は別れたことを後悔するはずです。
恋愛を優先できなくなった
彼に「あなたを優先できない」と言われて別れてしまったときの、冷却期間の置き方です。
あなたを優先できないということは、彼が仕事に集中したかったり、趣味に集中したい気持ちが強いために、あなたとの別れを選んだというパターンが多いと思います。
この場合は、彼の気が済むまで、冷却期間を置くことをおすすめします。
あなたとの時間や、連絡をする時間も惜しい、または、あなたのことを考える余裕がないと、彼は思っているので、連絡をしても邪険に扱われてしまう可能性が高いです。
彼の状況が落ち着けば、彼から連絡が来るか、あなたから連絡をしたときにちゃんと返って来るはずなので、そのときを待ちましょう。
その間に、付き合っていたときの、あなたと彼の関わり方を一度見直してみましょう。
忙しい彼に寂しさをぶつけてしまったり、「会いたい」とわがままを言ってしまったり、あなたの無意識の行動に嫌気がさして、彼が離れてしまったことも考えられます。
もちろん、あなただけに非があるわけではなく、不器用な彼にも落ち度はありますが、そんな彼と付き合うということが、どういうことなのかをしっかりと考えてみましょう。
忙しい彼とどう関わっていくのか、それでも彼と付き合っていきたいと思うのならば、一度彼にその覚悟を伝えてみましょう。
しかし、あなたが無理をしてまで付き合っていこうと覚悟を決めるのは、絶対にやめてください。
あなたのメンタル的にもよくありませんし、寂しさに負けて浮気をしてしまうようなことがあれば、もう一度復縁することはかなり難しくなってくるからです。
お互いが無理をして付き合うのではなく、あなたも彼と同じぐらい集中できることを探して、お互いが同じペースで付き合っていけるようになることをおすすめします。
そうすれば、自然と彼はあなたに居心地の良さを感じて、一緒にいたいと思ってくれるはずです。
大切なのは、期間よりも中身
いろいろなパターンの冷却期間をお話ししてきましたが、大切なのは、冷却期間中にどれだけ相手を思いやることができるかです。
ただ連絡を取らない時間を作っただけで、付き合っていた頃と何も変わっていなければ、復縁しても同じことを繰り返してしまいます。
彼に復縁したいと思わせるためにも、冷却期間を有効活用して、素敵な女性になれるように行動してみましょう。